発行日:2007年05年25日 発行者:東横システム(株) 長橋敦 題名:teNet会合議事録(20070525) ------------------------------------------------------------------------------- 開催日 :2007年05月25日 時間 :14:30〜 メンバー:8名(大國さん、斉藤さん、渡辺先生、平原さん、佐潟さん、 田中さん、森本さん、長橋) ※メール到着順、敬称略 ■前回のワークショップの振り返り  ・グループ討議の内容をもっと深堀したい   → 自分達で行いたい部分もあるし、teNetで深堀してもらいたいという意見もある  ・発表がいつも評価がイマイチまとまらない...  ・グループ討議は結論を出してもらうのではなく、先生や周りのグループの方に聞い   てもらえる時間を設けると良いかも   → 「問題点」と「解決策」を自分達なりには出してもらう  ・グループ討議や発表の時間が長いという意見が多いように感じる  ・ひとつのテーマで複数のグループが討議するのも良いかも。それぞれの意見が事   なるのでおもしろいかも。 ■テーマの本決め  今年のテーマは「上流工程の品質作りこみについて」 ■テーマの話  ・上流の定義って何?   ・V字の片側が上流、もう片側が下流   ・要求分析は「問題を明らかにする為」、設計は「問題を解決する為に手段」    実装は「解決」  ・V字の片側を基準に考えよう  【斉藤さんからの議題】  ・富士通さんより事例   ・GUIを持つシステムでの、お客様による設定ミスの改善事例    → 設定ミスでクレームが来るとこにより「品質」を問われた   ・最初はマニュアルで対応したが、注意事項が追加されただけになってしま    い、わかりずらいものになってしまった。   ・設定項目があるものに関しては、その設定項目を減らすなり、なくすなり    する事で、インシデント率を落とすことが出来た    → これにより「品質(使い易さ)」を確保する事が出来た   結論:設定項目を減らす事により内部処理が煩雑になり、作りこみ時のバグ      の混入が考えられる。しかし、設計時には中々気付かない。  ・組み込みの場合、コード修正ってあまり行わないの?   ・改造の場合、極力変更しない。「品質」が下がるのを恐れている。  ・修正時のバグの回避方法は?   ・コードの変化点を求めて検証する。しかし、静的検証だけだとダメなので、    動的な検証も当然行う。  【長橋からの議題】  ・上流の品質ってなんでしょうね?   ・後戻りが起こらない設計   ・暗黙値が出ている   ・作るものがはっきりしている   ・要求品質と設計品質  ・不具合はどこにある?コード?設計?   → 各工程で存在する。     → 各工程で品質が確保できれば当然のことながら品質が確保できる。  ・設計の内容がなぜそのまま下流に行かないのだろう?【森本さんの疑問】   → 各自がそれぞれのイメージで作ってしまうからでは?   → Toolや機械のような物で作れば、上流イメージのまま下流に行くかも ■今後の方向性  ・次回のワークショップを行うのであれば、そろそろ決めないとね。  ・前期、後期でワークショップをしては?  ・年間スケジュールを決めよう!  ・テーマの内容に関してはある程度、焦点をしぼって、行うほうがよい。  ・今年のテーマに対する「ベクトル」を合わせた方がいい。 ■その他  ・地域活動の意味って? ■次回  ・日付:6/26(火)  ・時間:14:30正門前  ・場所:東芝TECさん 以上